自分の心を取り戻す時間を。東京と沖縄の二拠点生活をする30代女性経営者が、沖縄をリモートワークの地に選ぶ理由〜複業(副業)女性経営者ブログ・株式会社Cannpass山崎春奈〜
こんにちは。株式会社Cannpass代表の山崎春奈です。私はPRプランナー・PRライターとして複業(副業)を4年半つづけたのち、複業(副業)経営者として会社設立をしました。
平日日中は会社員として外資系メーカーに勤務し、それ以外の時間で自社の仕事をしています。2020年から勤めている会社が在宅勤務に移行したことを機に、1、2か月に1回沖縄で過ごしリモートワークする二拠点生活をしています。
なぜなら、東京で在宅勤務をし、朝から晩まで、食事の時間も惜しんで仕事をする生活がつづき、息苦しく感じたから。「人間的な生活をしたい!」と思ったから。
きっと、みなさんも、仕事ばかりの毎日に心が疲れてしまうこともあるはず。そんな方が、「心を取り戻す」ヒントにしていただければと思い、私の二拠点生活について書かせていただきました。
朝から晩まで家で仕事に明け暮れる日々。非日常を求め、沖縄へ
私が沖縄との二拠点生活・リモートワークをはじめたのは、2020年10月ごろから。コロナ禍で、頻繁に移動しないよう、タイミングを見ながら1,2か月に1度のペースで沖縄へ行くようになりました。
私が沖縄へ行くようになったきっかけは、沖縄移住準備中の友だちと知り合い、沖縄行こう!という軽いノリからでした(笑)
でも、その当時の私は、会社設立直後でプレッシャーや不安があり、「気分転換しないと、ちょっとしんどいな……」と思っていたときだったんです。
もともと私は海外旅行が好きで、3か月に1回ぐらいのペースで海外旅行に行っていました。それは遊びにいくためというより、「非日常の空間にいく」ため。私にとって、非日常の世界にふれる時間は、とても大事なリフレッシュの時間なのです。
ところが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、海外旅行に行けなくなり、非日常を味わう機会が減りました。さらに、在宅勤務で朝から晩まで家で仕事をするという日が当たり前に……。
ちなみに、私が勤めている企業はヨーロッパ系企業で、時差があるため、社内会議は日本時間の夜に行われることも多くあります。さらに、この1年ほど、会社員の仕事では、業界全体が大きな供給問題に直面し、その対応に追われる日々。
そんなタイミングで、立ち上げたばかりの自社の経営に、慣れないなか奔走し、それはもうバタバタです。
食事をする時間も惜しく、ご飯食べながら会議に参加することも日常茶飯事。
私は「そろそろ非日常の時間を過ごさないと息が詰まる!」と、金魚が水面で口をぱくぱくしているような状態になっていました(笑)
そうした、いろんな状況が重なり、沖縄でリモートワークをするようになっていきました。
心を取り戻し、人間的な生活を感じるのは「何もしない時間」
沖縄は、過去に何度か旅行でいったことがあり、新鮮さがあったわけではありません。そして、私はマリンスポーツをするわけでもなく。
ただ、海を見ることが好きなんです。海辺で散歩したり、夕日をぼーっと眺める時間が好きなんです。私の沖縄でのお気に入りは「夕日タイム」。日没時間が近くなってきたら、仕事の手を休めて、海辺を散歩。これが、私にとって、なによりの贅沢。
東京にいるときの自分は「何もしない時間」というのが、ほとんどないのではないかと思っています。つねに自分をアップデートするために、本や動画や音声で情報インプットしたり、アウトプットしたり。
でも、不思議なことに、沖縄にいると、何もしないでぼーっとする時間を、つくろうという気持ちになるんです。
だって、こんなに綺麗な海や夕日が見れるのに、見ないのはもったいない!と思うから。(沖縄出身の人からしたら、当たり前の景色かもしれないですが……)
だから、沖縄は私にとって、頭を休める絶好の場所。かつ、沖縄は外国人の方々も多く住んでいるので、非日常の空気感を味わうこともできる。
ということで、リモートワークをしつつ、ぼーっとする時間もつくれる沖縄に、私の心は奪われていきました。
ちなみに、沖縄移住した友だちとのつながりができたことも、私が沖縄にいく理由の1つになっています。東京にいるときより、沖縄にいるときのほうが、友だちと過ごす時間が長いような気がします。
私にとって、「何もしない時間」が、自分本来の心を取り戻してくれるとともに、人間的な生活を実感させてくれるのです。
1日10分でも、頭を休める時間をつくるのがおすすめ
ここまでお話してきたことは、あくまで、山崎にとって心を取り戻す方法の1つです。きっと、みなさんそれぞれ、ストレス発散、リフレッシュの方法は、あると思います。
なので、誰にでも「沖縄の二拠点生活おすすめだよ!」と言うつもりはありません。
でも、毎日仕事に追われて、心が疲れている。あるいは、在宅勤務で家にずっといて息がつまりそう。そんなときは、ちょっとした自然がある景色を見ながら10分でもいいので、ぼーっと何もしない時間、頭を休める時間をつくるのがおすすめです。
パソコンが、すごい音を出しながら、熱を発することがありますよね。人間も、頭を使いすぎると、熱を発しているパソコンと同じ状態なのではないか、と私は思っています。
その熱を冷やしてくれるのが、私にとっては「沖縄でのリモートワーク」なのです。
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